TEST-1【4】 種類別の塗装耐久テスト 1年半後の経過レポート
メーカー別耐久テストを行っています。上記写真は、2009年1月29日のものです。
さて、外壁塗装の実験経過報告です。壁面への塗装を施してから約1年半が経過しました。
【南側サイディングの塗装1年半後!塗装状態全体図】
南側は全体的に色あせもなく汚れもついていない状態、つやもあります。
【M1】南側アクリル
大きな変化はありません。
【M2】南側ウレタン
大きな変化はありません。
【M3】南側シリコン
大きな変化はありません。
【M4】南側フッソ
大きな変化はありません。
【M5】南側光触媒
光触媒に関してだけは、ほこりさえもついていません。目地にも砂埃などもついていません。これは雨が降って汚れを洗い流すセルフクリーニング機能のおかげでしょうね。
【北側サイディングの塗装1年半後!塗装状態全体図】
とうとう大きな変化が現れ出しました。北側の壁は、やはり不利な状態になるんですね。
素地はやはり何もしてないことで、藻やカビ等が生えています。何も塗装しないということの怖さを実感です。
【K1】北側アクリル
防カビ材入りにもかかわらず、見た目にこれだけ発生しています。一年で変化し始めたのがこのアクリル樹脂でした。進行が早いです。
【K2】北側シリコン
ほとんどカビの発生もなく、南面同様きれいです。
【K3】北側光触媒
今回はテストのためグレードが一番下のものを使用しました。過酷すぎる条件に加えランクの問題もあり、カビの発生が少しみられます。ですが、セルフクリーニング機能により、砂埃などはついていません。当社はこのグレードよりランクの高いものしか、お勧めしていませんのでご安心ください。
【考察】
お引渡し後、1年半くらい経過すると、北側に多少の汚れが確認できるお宅もあるということがわかりました。アクリルは、厳しいですね。引き続きお付き合いください。またお会いしましょう。