良かったです!危ないところでした💦|塗装の診断について
こちらは佐倉市にて塗装中のお宅です🏠
玄関上のひさしの部分です。
上の写真が施工前の剥がれている状態、下の写真が専用の下塗り材を塗布したところです。
一見して鉄に見えますが『塩ビ鋼板』といって塩化ビニル鋼板を鋼板にコーティングして作られる建材です。
金属の劣化(サビの発生など)を防ぐためにコーティングを行っているのですが、
塗り替えの際に塗料選定を誤ると『失敗』を生み出してしまうため注意が必要です!
どのような失敗かと申しますと『金属と判断されてしまい錆止めを塗られてしまう』ことです。
理由としまして、金属部の下塗りは錆止め剤を下塗りで使いますが
『塩ビ鋼板に錆止め剤を塗布してしまうと性質上 風で舞った砂ぼこりや雨汚れなどが付着し
汚れの原因になったり、塗装も剥がれてしまう可能性』があります💦
そうならないように『塩ビ鋼板専用の下塗り材』を使用する必要があります!
正確な診断が重要です
最初に塩ビ鋼板であるかどうかの見極めから始まりますが、
お客様曰く
何社か点検依頼をしたなかで塩ビ鋼板と診断し専用の下塗りを勧めた業者が私のみだったそうです。
お問い合わせ頂き現地調査をしたところ『塗装の剥がれ方が何か違うな』とピンときました💡
危ないところでした💦良かったです☺️
きちんと正確に診断をするといったことが、不良施工の防止に繋がっていきます。