外壁・屋根のひび割れ・欠け|原因と対策まとめ【佐倉市・印西市の住宅にも多い事例】
目次
外壁や屋根、ベランダなどにいつの間にか出てくる「ひび」や「欠け」。
最初は小さくても、放置することで建物全体に影響を及ぼすこともあります。
この記事では、割れの原因・部位別の特徴・放置リスク・予防方法・補修の考え方まで、わかりやすく解説します。
- 割れの主な原因とは?
- 割れが発生しやすい場所と部材別の特徴
- 割れを放置するとどうなる?
- 自分でできるチェックポイントと予防
- 補修・塗装による対処法
- よくあるご相談と当社の対応
- まとめ:早めの発見が長持ちのカギ
1. 割れの主な原因とは?
外壁や屋根に発生する「割れ」や「ひび」は、主に以下のような原因で起こります。
- 経年劣化(紫外線・雨風による塗膜や素材の収縮)
- 地震・車の通行などによる振動
- 施工時の接合部のズレや素材の相性
- コーキングの硬化や痩せ
多くの場合、日常生活では気づきにくい要因の積み重ねで割れが進行していきます。
2. ひび割れや欠けが発生しやすい場所と部材別の特徴
■ 外壁(モルタル・サイディング)
- 割れやすい場所: 開口部まわり(窓・ドア)/外壁の継ぎ目
- 特徴:
モルタル壁は表面が乾燥・収縮しやすく、細かい「ヘアクラック(髪の毛ほどの幅のひび割れ)」が出やすい傾向があります。
サイディングは目地(コーキング)が痩せるとパネルに負荷がかかり、割れや欠けにつながります。

■ 屋根(スレート・瓦)
- 割れやすい場所: 軒先・屋根の端部・棟部
- 特徴:
スレート屋根は薄くて軽い分、落下物や強風で欠けやすい傾向があります。
瓦屋根の場合、台風や地震などでずれや破損が起こりやすく、放置すると雨漏りにつながる恐れがあります。

■ コーキング(外壁の目地)
- 割れやすい場所: 外壁の縦目地・サッシ周辺
- 特徴:
紫外線や経年によって硬化し、ひび割れ・破断が起きやすくなります。ここから水が入り込むと外壁全体の劣化を早めます。

3. 割れを放置するとどうなる?
- 水の侵入→内部の腐食・シロアリの原因
- 見た目の劣化で資産価値の低下
- 塗装では対処できず修繕工事などが必要になることも
特に見えない屋根の割れは雨漏りの原因になるため要注意です。

4. 自分でできるチェックポイントと予防
- 外壁に「髪の毛のような細いヒビ」や「線状に続くヒビ」を見つけたら注意
- コーキング部分に「切れ目」「隙間」「はがれ」が見られたら劣化のサイン
- 屋根の上にズレた瓦や割れたスレートが見えたら点検を
- 判断が難しい場合は専門業者による点検を1度受けるのがおすすめです
参考:簡単!外壁劣化チェック
参考:コーキングこうなったらメンテナンスです
5. 補修・塗装による対処法
- ヘアクラック(髪の毛ほどのヒビ)なら塗装で補修可能なケースが多い
- コーキングの割れは状況に応じ適切な工法で補修。参考:コーキング打ち換え・増し打ちどちらが正解?
- 屋根材の欠けも状況に応じ最適な工法をとり保護します。
6. よくあるご相談と当社の対応
「ひびがあるけど塗装だけで大丈夫?」
「地震のあとに屋根がずれた気がする」
「壁のヒビから雨水が入ってないか心配…」
このようなご相談を多くいただきます。
現地調査では住まい全体の傷み具合をチェックします。大切な住まいに長く安心してお過ごし頂けるよう、状態を見極め必要なメンテナンス方法をご提案しています。
社長が自ら点検します。代表志田の無料点検はこちら
7. まとめ:早めの発見が長持ちのカギ
割れは家からの小さなSOS。
見た目では分からなくても、建物の構造に影響を与えていることがあります。
ひび割れ・欠けに気づいたら、まずは専門家に相談を。
気になるところは早めに相談がポイントです!住まいに合ったメンテナンスで快適性は勿論のこと家の寿命を延ばしコストを抑えることが出来ます