TEST-1【3】 種類別の塗装耐久テスト 1年後の経過報告レポート
メーカー別耐久テストを行っています。上記写真は、2009年1月29日のものです。
さて、外壁塗装の実験経過報告です。壁面への塗装を施してから約1年。塗膜や壁面に影響が出ているか調べてみました。
【南側サイディングの塗装1年後!塗装状態全体図】
現在の南側全体の様子です。全体的に、まったく変化なしでした!南側のアクリルは変化があると思っていたのですが…。なぜ変化がなかったのか?南側は日当たりが良く、太陽の紫外線により、藻、カビの繁殖が抑えられています。
ですが、南側でも、太陽が当らない場所は藻が生えますので、注意が必要です。
【北側サイディングの塗装1年後!塗装状態全体図】
現在の北側全体の様子です。下記に一つ一つのご報告をします。
素地の何も塗らない状態(一番左)では、やはり、藻、カビの繁殖がみられますね。
【K1】北側アクリル
はっきりと藻、カビらしきものが確認できました。
A社のアクリル塗料には、防藻、防カビ機能が無いために付着したようです。
壁に藻、カビ等付いた場合、塗膜の劣化を進行させてしまいます。
北側に使う塗料は、しっかりと防藻、防カビ機能が付加された塗料を使う事が大事です。
【K2】北側シリコン
変化なし。
【K3】北側光触媒
変化なし。
【考察】
南側と北側では、やはり北側のダメージが大きいですね。北側は太陽があたらないので湿気などで劣化の進行が見られます。「何も塗らない」という選択肢はなしですね。シリコン、光触媒が優勢ですね。みなさんも参考にしてみてください。