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TEST-2【3】 木部防腐耐久テスト 1年半後の経過レポート

佐倉市外壁塗装ファーストリフォーム塗装研究室

2015年11月1日から、木部の防腐耐久テストを行っています。1年半の経過報告です。

【防腐剤塗布1年半後!塗装状態全体図】

A 素地 経年劣化あり
B 防腐剤1(業務用で最も利用されている塗料) 塗料には実績がある塗料なので、さすがにまだ色飛びも少ないです。
C 防腐剤2(某ホームセンターオリジナル塗料・安価) 安価なものです。相応に経年劣化しています。
D 防腐剤3 見えない部分に良く使われる塗料、色が1種類しかない この塗料は新築などで見えない部分にだけよく使われている塗料です。直射日光のもとでは、やはり色飛びが早いです。もうほとんど色が残っていません。
E 防腐剤4 防腐剤1の廉価版 防腐剤1の廉価版は、色がうすくなりました。
F 防腐剤5 水性防腐剤、某ホームセンターオリジナル ここで注目したいのが、Fの某ホームセンターオリジナル水性ステインです。 一般的には水性塗料の方が油性塗料より耐久性が劣ると言われているなかで油性ステインよりも色飛びが少ないです。しかも比較的、安価な塗料。 まだ1年半なので、何とも言えないですが、専門職のわたしとしては、これからが楽しみな塗料。
G オイルステイン まだ少し色は残っていましたが、今では完全に色が抜けてしまっています。やはりただのステインは、色飛びも早いですね。
H 油性オイルステン+業務用ニス仕上げ
I 油性オイルステン+家庭用ニス仕上げ Hとは、:同じニス仕上げですが、Iの家庭用ニス仕上の方はだいぶ塗料が剥がれてきています。ニスは業務用の方が色持ちが格段に良いです。
J ペンキ(1液ウレタン塗料) 大きな変化なし
K ペンキ(2液ウレタン塗料) 大きな変化なし
L ペンキ(2液シリコン塗料) 大きな変化なし

【考察】

1年半経つと少しづつ、色飛びが始まるものがある。
ホームセンターも侮れないということが分かった。

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