木部防腐テスト

2015年11月より外壁塗装に付き物の木部の塗装についての実験を行いました。
すのこ状の板を使用し、各種塗料での耐久テストを実施します。

研究所(ファーストリフォーム資材置き場)のよく日が当たり、風雨にさらされる場所に縁台を設置しました。
一般の住宅に設置されている縁台に比べ、かなり過酷な条件です。

塗装各種を塗ります。このまま、しばらく様子を見ます。

A素地経過観察中
B防腐剤1(業務用で最も利用されている塗料)経過観察中
C防腐剤2(某ホームセンターオリジナル塗料・安価)経過観察中
D防腐剤3 見えない部分に良く使われる塗料、色が1種類しかない経過観察中
E防腐剤4 防腐剤1の廉価版経過観察中
F防腐剤5 水性防腐剤、某ホームセンターオリジナル経過観察中
Gオイルステイン経過観察中
H油性オイルステン+業務用ニス仕上げ経過観察中
I油性オイルステン+家庭用ニス仕上げ経過観察中
Jペンキ(1液ウレタン塗料)経過観察中
Kペンキ(2液ウレタン塗料)経過観察中
Lペンキ(2液シリコン塗料)経過観察中

2015年11月1日から、木部の防腐耐久テストを行っています。4か月後の経過報告です。

A素地変化なし
B防腐剤1(業務用で最も利用されている塗料)変化なし
C防腐剤2(某ホームセンターオリジナル塗料・安価)変化なし
D防腐剤3 見えない部分に良く使われる塗料、色が1種類しかない変化なし
E防腐剤4 防腐剤1の廉価版変化なし
F防腐剤5 水性防腐剤、某ホームセンターオリジナル変化なし
Gオイルステイン早くも塗装がはがれてきました。防腐剤は必須だということが一目瞭然です。
H油性オイルステン+業務用ニス仕上げ変化なし
I油性オイルステン+家庭用ニス仕上げ変化なし
Jペンキ(1液ウレタン塗料)変化なし
Kペンキ(2液ウレタン塗料)変化なし
Lペンキ(2液シリコン塗料)変化なし

【考察】

防腐剤は必須である!

2015年11月1日から、木部の防腐耐久テストを行っています。1年半の経過報告です。

A素地経年劣化あり
B防腐剤1(業務用で最も利用されている塗料)塗料には実績がある塗料なので、さすがにまだ色飛びも少ないです。
C防腐剤2(某ホームセンターオリジナル塗料・安価)安価なものです。相応に経年劣化しています。
D防腐剤3 見えない部分に良く使われる塗料、色が1種類しかないこの塗料は新築などで見えない部分にだけよく使われている塗料です。直射日光のもとでは、やはり色飛びが早いです。もうほとんど色が残っていません。
E防腐剤4 防腐剤1の廉価版防腐剤1の廉価版は、色がうすくなりました。
F防腐剤5 水性防腐剤、某ホームセンターオリジナルここで注目したいのが、Fの某ホームセンターオリジナル水性ステインです。 一般的には水性塗料の方が油性塗料より耐久性が劣ると言われているなかで油性ステインよりも色飛びが少ないです。しかも比較的、安価な塗料。 まだ1年半なので、何とも言えないですが、専門職のわたしとしては、これからが楽しみな塗料。
Gオイルステインまだ少し色は残っていましたが、今では完全に色が抜けてしまっています。やはりただのステインは、色飛びも早いですね。
H油性オイルステン+業務用ニス仕上げ 
I油性オイルステン+家庭用ニス仕上げHとは、:同じニス仕上げですが、Iの家庭用ニス仕上の方はだいぶ塗料が剥がれてきています。ニスは業務用の方が色持ちが格段に良いです。
Jペンキ(1液ウレタン塗料)大きな変化なし
Kペンキ(2液ウレタン塗料)大きな変化なし
Lペンキ(2液シリコン塗料)大きな変化なし

【考察】

1年半経つと少しづつ、色飛びが始まるものがある。
ホームセンターも侮れないということが分かった。

2015年11月1日から、木部の防腐耐久テストを行っています。2年後の経過報告です。

A素地もう、元の色でなくなりました。
B防腐剤1(業務用で最も利用されている塗料)ここへきて、だいぶ色が飛んでいます。実績の高い塗料なので、少し残念です。
C防腐剤2(某ホームセンターオリジナル塗料・安価)Bの業務塗料と比べると色飛びも少なく、値段のわりに期待が持てます。
D防腐剤3 見えない部分に良く使われる塗料、色が1種類しかないこの塗料は新築などで見えない部分にだけよく使われている塗料です。だからでしょうか?雨ざらしにされると、もうほとんど色が残っていません。
E防腐剤4 防腐剤1の廉価版「防腐剤1」の低価格版。だいぶ色が飛んでいます。
F防腐剤5 水性防腐剤、某ホームセンターオリジナル某ホームセンターオリジナル水性ステインです。 一般的には水性塗料の方が油性塗料より耐久性が劣ると言われているなかで、油性塗料に負けていません。
Gオイルステインもう色は、ほとんど残っていません。
H油性オイルステン+業務用ニス仕上げ 
I油性オイルステン+家庭用ニス仕上げHとは、同じニス仕上げですが、Iの家庭用ニス仕上の方はほとんど塗料が剥がれてきています。ニスは業務用の方が色持ちが格段に良いです。
Jペンキ(1液ウレタン塗料)少しペンキが剥がれてきました。
Kペンキ(2液ウレタン塗料)1液塗料と比べるとまだきれいです。
Lペンキ(2液シリコン塗料)それほど傷んでないです。

【考察】

・塗料の販売価格とか、ブランドとか・・・あてにならないかもしれない。
・塗料の種類は、使い方は絶対間違えてはいけない。
・某ホームセンターすごいかも。
・信じられるのは知識と経験。

2015年11月1日から、木部の防腐耐久テストを行っています。3年半後の経過報告です。

A素地経年劣化
B防腐剤1(業務用で最も利用されている塗料)ほとんど色が残ってないです。実績の高い塗料なので、少し残念です。
C防腐剤2(某ホームセンターオリジナル塗料・安価)Bの業務用塗料 より 安値な塗料なのに、 色が残ってます。少し 期待が持てます。
D防腐剤3 見えない部分に良く使われる塗料、色が1種類しかないこの塗料は、新築などで見えない部分によく使われている塗料です。もうほとんど色が残っていません。
E防腐剤4 防腐剤1の廉価版防腐剤 1 と同じくらいの色飛びをしています。
F防腐剤5 水性防腐剤、某ホームセンターオリジナル油性塗料に負けていません。
Gオイルステインもう色は、ほとんど残っていません。
H油性オイルステン+業務用ニス仕上げ 
I油性オイルステン+家庭用ニス仕上げHとIは同じニス仕上げですが、Iの家庭用ニス仕上の方は、ほとんどニスが剥がれてしまっています。
Jペンキ(1液ウレタン塗料)ペンキの剥がれが進行しました。
Kペンキ(2液ウレタン塗料)1液塗料と比べると、塗料が残っています。
Lペンキ(2液シリコン塗料)少し塗料が剥がれてきています。

【考察】

・3年半経過し全体的に劣化が進んだ。期待していた業務用塗料は、ほとんど色が 残っていない。
・ホームセンターオリジナル塗料は、期待以上にモチが良い。また、水性塗料も負けていない 。
・1 番色が残っているのは、JKLのペンキ。
木部にペンキを塗ると対候性はいいが、木目が消えてしまう。木が呼吸しづらくなり、その為腐りやすくなるデメリット。
もう少し様子を見てみようと思います。

2015年11月1日から、木部の防腐耐久テストを行っています。6年後の経過報告です。

A素地3年半後の状態よりさらに劣化が進み、全ての木部に素地が見えている。
B防腐剤1(業務用で最も利用されている塗料)某有名業務用塗料の劣化が予想以上に早くて残念。
C防腐剤2(某ホームセンターオリジナル塗料・安価)某ホームセンターの健闘に驚きました。
D防腐剤3 見えない部分に良く使われる塗料、色が1種類しかない 
E防腐剤4 防腐剤1の廉価版 
F防腐剤5 水性防腐剤、某ホームセンターオリジナル某ホームセンターの健闘に驚きました。
Gオイルステイン 
H油性オイルステン+業務用ニス仕上げ 
I油性オイルステン+家庭用ニス仕上げ 
Jペンキ(1液ウレタン塗料) 
Kペンキ(2液ウレタン塗料) 
Lペンキ(2液シリコン塗料) 

一般的に防腐剤の効果は3年~5年と言われているので、効果を継続させるには、定期的に防腐剤を塗布することが望ましいと思われます。
・6年間の実験を通して感じたことは、某有名業務用塗料の劣化が予想以上に早かったこと、同時にホームセンターオリジナル塗料の健闘に驚きました。
・業務用塗料の方がホームセンターに比べ高価だったので、この結果は意外でした。
・必ずしも価格と効果は比例しないもので、今回の実験に限らず、高価なものは必ずしも良いとは限らないことをアドバイス出来ればと思いました。
・6年が経過し、塗布した防腐剤がほぼ無くなりましたので、防腐剤の検証実験としては、今回で終わります。

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