佐倉市千成|軒天の剥がれ・腐食による交換工事
目次

軒天の剥がれ・腐食は放置せず早めに点検を
軒天の剥がれや腐食を放置すると雨漏りやシロアリ被害につながり、大規模な修繕が必要になる恐れがあります。早めの点検と交換工事が大切です。

佐倉市千成のお住まいでも、軒天の板材が剥がれ、内部の木部が露出するほど劣化が進んでいました。今回の工事では、腐食した部分を撤去し、新しい軒天材を取り付けて塗装仕上げを行うことで、美観と耐久性を回復しました。
本記事では、軒天の役割・傷みやすい理由・交換工事の流れを、ビフォーアフター写真とともにわかりやすく解説します。
軒天とは?主に3つの役割を詳しく解説
軒天(のきてん)は、屋根の裏側に張られている板材のことを指します。普段はあまり目立ちませんが、住まいを長持ちさせるために欠かせない部材です。軒天には、主に次の3つの役割があります。
1. 雨風や直射日光から住宅を守る
軒天は、屋根の軒先部分に取り付けられており、外壁や下地の木材を雨風や紫外線から守るバリアの役割を果たしています。
- 雨水の吹き込みを防ぐ
- 木材の腐食や劣化を防止する
- 紫外線による色あせや劣化を軽減する
こうした働きによって、住まい全体の寿命を延ばしてくれます。
2. 小動物や鳥の侵入を防ぐ
軒天がない、あるいは穴が空いている状態だと、鳥やコウモリ・ハチなどの小動物が侵入するリスクが高まります。
- 巣を作られてフン害や騒音被害が発生する
- 小動物がかじることで配線や木材が傷む
- シロアリなど害虫被害のきっかけになる
軒天は外部からの侵入をシャットアウトする「防御壁」としても重要です。
▶軒天交換事例:酒々井町にて剥がれてしまった軒天に鳥が住み着いてしまい鳥の巣を作った事例
3. 外観を整え、美観を保つ
軒天は建物を下から見上げたときに見える部分です。ここが剥がれたり汚れていたりすると、建物全体の印象が一気に古びて見えてしまいます。
- 外壁や破風板と色を揃えることで統一感が出る
- 新築のような清潔感を演出できる
- 「きちんと管理されている家」という安心感につながる
つまり軒天は、機能面だけでなく外観を整えるデザイン要素としても欠かせません。
軒天が傷みやすい理由
軒天は屋外に常にさらされているため、劣化が進みやすい場所です。特に以下のような症状が見られると要注意です。
- 剥がれ・浮き:釘の緩みや雨水の侵入が原因
- 黒ずみ・カビ:湿気や結露による汚れ
- 腐食・穴あき:長年放置するとシロアリ被害や小動物侵入のリスク大
今回の佐倉市千成のお住まいでも、剥がれや腐食が進行し内部の木材が見える状態でした。放置してしまうと、雨漏り・木部の腐朽・害虫被害へとつながり、大規模修繕が必要になる恐れがあります。

軒天交換工事の流れ
1. 既存軒天の撤去
劣化して剥がれていた板材をすべて撤去し、下地の木部の状態をチェックします。腐食が見られた部分は補修を行います。

2. 新しい軒天材を取り付け
軒天を新しく張り替えます。これにより、防火性・耐湿性が向上します。

3. 塗装仕上げ
外壁や破風板の色に合わせて塗装を行い、外観が整った状態に仕上げます。
ビフォーアフター
施工前
- 腐食が進み板材が剥がれ、内部木材が露出
- 落下や雨漏り、害虫被害のリスクが高い状態

施工後
- 新しい軒天材で補修し、美しい仕上がりに
- 外観の印象も改善し、今後も安心して暮らせる状態に
まとめ|こんな症状はお早めに

軒天の傷みは普段気づきにくい部分ですが、剥がれや腐食を放置すると 雨漏り・木部腐朽・シロアリ被害 に発展する恐れがあります。
ファースト・リフォームでは訪問点検の際、塗装が必要な箇所だけでなく、そのほかの部材の傷みも合わせて確認しています。
大切なお住まいを守るためにも、気になる症状があればお気軽にご相談ください。早めの対応が安心につながります。