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屋根塗装を考えたときに最初に知っておきたいこと|屋根材・年代・カバー工法を解説


佐倉市、屋根カバー工法

「屋根を塗装したい」と思っても、実はすべての屋根が塗装に適しているわけではありません。

屋根材の種類や製造された時期、現在の劣化状況によっては、塗装だけでなく、屋根カバー工法や葺き替えなど別のメンテナンス方法が適している場合もあります。

特に1990年代後半から2000年代にかけて使用された一部のノンアスベスト屋根材では、製品によって劣化の特徴が異なるため、屋根材の種類と現在の状態を確認したうえで判断することが大切です。

この記事では、

  • 屋根材の種類と製造時期による違い
  • ノンアスベスト屋根材の特徴
  • 塗装と屋根カバー工法を判断するポイント
  • 実際の施工事例

をもとに、屋根メンテナンスを検討する際に知っておきたいポイントを分かりやすくご紹介します。

「うちの屋根は塗装できるのかな?」と迷われている方が、ご自宅に合ったメンテナンス方法を考えるための参考になれば幸いです。



佐倉市染井野屋根カバー工事、ビフォーアフター、二階屋根

年代別|屋根材の特徴とメンテナンスの考え方

屋根塗装を検討する際は、「築年数」だけでなく、屋根材の種類や製造された時期を知ることが大切です。
特に1990年代後半から2000年代にかけては、ノンアスベスト屋根材への切り替えが進み、製品によっては現在、ひび割れや欠けなどの劣化が見られるものもあります。

一方で、状態が良好であれば塗装によるメンテナンスが可能な屋根材もあります。

そのため、「築年数」や「ノンアスベスト」という情報だけで工法を判断することはできません。
まずは年代ごとの特徴を確認してみましょう。

~1990年代前半

■ 屋根材の特徴
アスベストを含む化粧スレートが主流でした。

■ メンテナンスの考え方
屋根材の状態が良好であれば、塗装によるメンテナンスが可能なケースがあります。

1990年代後半~2000年代

■ 屋根材の特徴
ノンアスベスト化への移行期です。
一部の製品では、ひび割れ・欠け・層状剥離などが見られるものがあります。

■ メンテナンスの考え方
屋根材の種類や劣化状況を確認したうえで、塗装・屋根カバー工法などを判断します。

2006年9月以降

■ 屋根材の特徴
アスベスト含有製品の製造等が原則禁止され、ノンアスベスト屋根材が主流となりました。

■ メンテナンスの考え方
製品ごとの特徴や現在の劣化状況を確認したうえで、適したメンテナンス方法を判断します。

屋根材の種類と製造時期による違い

見た目が似ている化粧スレート屋根でも、メーカーや製品、製造された時期によって特徴は異なります。

特に1990年代後半から2000年代にかけては、各メーカーからさまざまなノンアスベスト屋根材が販売されました。製品によって劣化の特徴は異なり、経年により、ひび割れや欠け、層状剥離などが見られるものもあります。

そのため、屋根塗装を検討する際は、築年数だけで判断するのではなく、使用されている屋根材の種類や現在の状態を確認することが大切です。

ノンアスベスト移行期の特徴(1996〜2008年頃)

この時期には、グリシェイドNEO、コロニアルNEO、パミール、かわらUなど、現在も多くのお住まいで見られるノンアスベスト屋根材が各メーカーから販売されました。

これらの一部の製品では、経年によりひび割れ・欠け・層状剥離などの劣化が見られることがあり、屋根材の種類や劣化状況によっては、塗装だけでは十分な保護効果や耐久性が期待できないケースもあります。そのため、屋根カバー工法など別のメンテナンス方法をご提案することがあります。

なお、2006年9月にはアスベスト含有製品の製造等が原則禁止されましたが、流通在庫が使用された時期もあるため、建築時期だけで屋根材を判断することはできません。

大切なのは、次の3つを総合的に確認することです。

屋根塗装、屋根カバー判断基準

図でご紹介したように、屋根塗装が適しているかどうかは、屋根材の種類・製造時期・現在の劣化状況を総合的に確認して判断します。

ファーストリフォームでは、現地調査で屋根全体の状態を確認し、撮影した写真をご覧いただきながら現在の状態をご説明しています。そのうえで、塗装・屋根カバー工法それぞれの特徴や注意点をご説明し、お住まいに合ったメンテナンス方法をご提案しています



実際の施工事例を見る

同じような屋根材でも、劣化状況によってご提案する工事内容は異なります。
実際にファーストリフォームで施工した事例を掲載していますので、塗装を行ったケースと、屋根カバー工法をご提案したケースをぜひご覧ください。

塗装でメンテナンスした施工事例

▶ 屋根塗装の施工事例を見る

カバー工法でメンテナンスした施工事例

▶ 屋根カバー工法の施工事例を見る

主なノンアスベスト屋根材と、塗装が難しくなる劣化傾向

1990年代後半から2000年代にかけては、各メーカーからさまざまなノンアスベスト屋根材が販売されました。
ノンアスベスト屋根材は、屋根材の種類だけでなく、製造時期や現在の劣化状況によって、塗装が適しているかどうかの判断が変わります。

ここでは、現地調査や見積りの際にも確認することがある主な屋根材と、注意して見ておきたい劣化傾向をご紹介します。

■ コロニアルNEO(旧クボタ/ケイミュー)

販売時期(目安)
約2001年~2008年頃

主な特徴

ノンアスベスト屋根材のひとつです。
当店でも、現地調査やお見積りの際に確認したことがある屋根材です。

経年により、ひび割れ・欠け・反りなどが見られる場合があります。
屋根材そのものの傷みが進んでいる場合は、塗装だけでは十分な耐久性を確保しにくく、劣化状況によっては屋根カバー工法など、塗装以外のメンテナンス方法を検討することがあります。

旧クボタ/ケイミューコロニアルNEO屋根
旧クボタ/ケイミュー コロニアルNEO

■ グリシェイドNEO(旧クボタ/ケイミュー)

販売時期(目安)
約2001年~2008年頃

主な特徴

  • ノンアスベスト屋根材のひとつです。
  • 経年により、ひび割れ・欠け・反りなどが見られる場合があります。
  • 劣化の進み方によっては、塗装で対応できるか、補修や屋根カバー工法を検討した方がよいかを確認する必要があります。

■ パミール(ニチハ)

販売時期(目安)
約1996年~2008年頃

主な特徴

  • 層状剥離(そうじょうはくり)と呼ばれるミルフィーユ状のはがれが見られることがあります。
  • 表面だけでなく屋根材そのものの傷みが進んでいる場合、塗装をしても十分な耐久性を確保しにくいことがあります。
  • 劣化状況によっては、塗装によるメンテナンスが難しいケースがあります。

ニチハ パミール屋根
ニチハ パミール屋根

■ かわらU(セキスイ/積水化学)

販売時期(目安)
1990年代~2000年代中頃(改良型を含む)

主な特徴

  • 経年により割れや欠けが見られることがあります。
  • 状態によっては、塗装だけで対応するよりも、屋根材の傷み具合を確認したうえで、補修やカバー工法などを含めて検討することが大切です。

セキスイ/積水化学かわらU
セキスイ/積水化学かわらU

塗装向きか/カバー向きか

ここまでご紹介したように、屋根のメンテナンス方法は一つではありません。
同じ屋根材でも、現在の劣化状況や今後のお住まいの予定によって、適した方法は変わります。

そのため、「この屋根材だから塗装」「必ず屋根カバー工法」というように、一つの情報だけで判断することはできません。
大切なのは、屋根材の種類・製造時期・現在の劣化状況を総合的に確認し、お住まいに合ったメンテナンス方法を選ぶことです

まとめ|屋根塗装を考えたときに大切な判断軸

屋根塗装を検討するときは、「築年数」や「ノンアスベスト屋根」という情報だけで判断するのではなく、屋根材の種類・製造時期・現在の劣化状況を確認することが大切です。

佐倉市外壁塗装、塗装前の疑問
お客様のご要望を大切に、住まいに最適なメンテナンスをご提案します

ファーストリフォームでは、現地調査で屋根の状態を確認し、撮影した写真をご覧いただきながら現在の状態をご説明しています。そのうえで、塗装・屋根カバー工法それぞれの特徴や注意点をお伝えし、お住まいに合ったメンテナンス方法をご提案しています。

「屋根塗装で大丈夫なのか知りたい」「自宅の屋根材を確認してほしい」という方も、お気軽にご相談ください。
外壁塗装や屋根塗装の基礎知識をまとめて知りたい方は、外壁塗装・屋根塗装の総合ガイドもあわせてご覧ください。




この記事の監修者

ファーストリフォーム代表 志田雄一郎

志田 雄一郎(しだ ゆういちろう)

ファースト・リフォーム 代表/一級塗装技能士

千葉県佐倉市出身。創業30年、地域密着型の外壁・屋根リフォームを手がける。自社職人による丁寧な施工と、お客様との長いお付き合いを大切にしている。屋根・外壁の点検から補助金対応まで幅広く対応。

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