千葉市花見川区横戸町|コーキング打ち替え
目次

外壁クリア塗装にあわせて、サイディングの目地とサッシまわりのコーキングを新しく打ち替えました。
経年により硬化・ひび割れが見られた既存シーリングを撤去し、下地処理から丁寧に行っています。
コーキングの役割とは
コーキング(シーリング)は、外壁材のすき間を埋めて防水性と気密性を保つ重要な部分です。
雨水の侵入を防ぐとともに、温度差や地震によるわずかな動きを吸収して外壁の割れを防ぎます。

とくにサイディング外壁では、目地やサッシまわりのコーキングが劣化すると
内部への雨水浸入・断熱材の劣化・下地腐食の原因になるため、定期的な打ち替えが必要です。

使用材料:SRシール S70(ノンブリード)
今回使用したのは、信頼性の高い SRシール S70(ノンブリードタイプ)。
弾力性に優れ、可塑剤による汚染(ブリード)を防ぐため、クリア塗装仕上げにも適しています。
密着性・耐候性が高く、美観を長く保てるのが特長です。

コーキング打ち替えの工程
1. 既存シーリングの撤去・プライマー塗布
劣化した古いコーキングをカッターで丁寧に取り除き、新しいコーキングを密着させるため、専用のプライマーを刷毛で塗ります。
塗りムラがあると剥離の原因になるため、見えない部分までしっかり塗布します。

外壁の目地は動きが大きいため、既存シーリングをすべて撤去して打ち替えを行います。
一方、サッシまわりは内部に防水紙があるため、撤去時に傷つけると雨漏りの原因となります。
そのため、防水層を保護しながら新しいシーリングを上から重ねる「増し打ち」で仕上げます。
部位ごとに最適な施工を選ぶことで、防水性と耐久性を両立させています。
2. コーキング充填
コーキング材をガンで均等に充填します。専用のヘラで押さえながら、表面をならしていきます。
密着を高めると同時に、見た目も滑らかに整えます。

3. 養生テープをはがして完了

硬化後は弾力のある防水ラインが再生されます
ベランダ外壁部分も、紫外線・雨風の影響を受けやすい箇所のひとつ、しっかり防水処理をします。

まとめ|外壁塗装と同時に行うことで長持ちに
コーキングは、見た目以上にお住まいを守る“縁の下の力持ち”です。
塗装と同時に打ち替えることで、美観と防水性を両立し、長く安心して暮らせる仕上がりになります。

ファースト・リフォームでは、部材や状態に合わせた最適な施工を行っております。
外壁や目地のひび割れが気になる方は、どうぞお気軽にご相談ください。


