【佐倉市西志津】玄関まわりの軒天を補修しました

玄関上の軒天は、雨水の影響を受けやすい場所のため、劣化が見られた場合は「表面だけの塗装」ではなく、内部の腐食まで補修することが大切です。一時的に見た目は整っても、内部が傷んだままだと再発しやすく、建物本体にダメージが広がる可能性があります。
今回の施工では、腐食していた軒天を取り外して内部を確認し、傷んだ木部を補修・防水処理を行ったうえで、新しい軒天ボードを取り付けました。傷みの進行を予防することで安心して長く暮らせる状態になりました。

施工前のようす|雨水の影響による腐食

軒天に 茶色いシミ・黒ずみ・剥がれ が広がり、特に角の部分の傷みが大きく進んでいました。このような変色は、長期間雨水が入り込み内部が湿った状態だったサイン です。
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雨水が浸入しやすい原因の例
水が入り込む原因として、今回の現場に限らず 多くのお住まいで見られやすい例 を挙げると次のようなケースがあります。
- バルコニーや外壁との 接合部にわずかなすき間ができ、雨水がまわり込む
- シーリング材の劣化 により、防水の役割が弱まり水が入りやすくなる
- 笠木(ベランダ手すりの上部)まわりのすき間から浸水する ▶施工例|ベランダ手すりからの雨漏り補修|佐倉市大崎台

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放置した場合のリスク
軒天の劣化はそのままにしておくと、次のリスクにつながります。
• 木部の腐朽が広がり、下地が弱くなる
• 軒天ボードの落下につながるおそれ
• 建物内部への雨水侵入に発展
• シロアリ発生リスクの増加
早めの対処が結果的に建物を守り、安心につながります。
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内部確認と下地補修のようす

腐食部分を撤去し、新しいボードを取り付けたうえで、雨水の再侵入を防ぐ防水処理を行います
既存のラインに合わせて新しい軒天ボードを張り付け防水処理をします
全体を塗装して仕上げ、玄関まわりが美しく整いました。補修前に見られた変色やシミはしっかり改善され、安心できる状態となっています。

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まとめ|見えにくい場所だからこそ早めの点検が安心
軒天は普段見る機会が少ない場所ですが、外壁・屋根と同じように雨風の影響を受けています。気付きにくい場所だからこそ、定期的な点検が安心への近道です。今回のように、内部の状態をしっかり確認し、原因となっている部分を改善したうえで、再発を防ぐ施工まで行うことで、お住まいを長く大切に使い続けることができます。

軒天の傷みはお気軽にご相談ください
「うちも似ている症状かも…?」という場合は、点検だけでもお気軽にご相談ください。初期のうちに点検しておくことで、傷みの広がりを防ぎ、結果的に建物と費用の両面で安心できます。
実際にご依頼いただいたお客様からのご感想も多数いただいております。施工の流れや職人の対応など、率直なお声を掲載していますので、ご検討中の方はぜひご参考になさってください。

