中古住宅の外壁が古い…買っても大丈夫?|購入前に知っておきたい判断ポイント
目次
中古住宅の購入を考えていて、「外壁の傷みが気になる…買っても大丈夫なのかな」と迷っている方へ。
外壁が古く見えても、「買ったあとに塗装すれば安心できるケース」と「慎重に判断したほうがいいケース」の両方があります。
立地や間取りは理想的なのに、外壁の色あせ・ひび割れ・傷みが気になって迷う方はとても多く「この家、買って大丈夫かな」
「後から大きな修理費用がかかったらどうしよう」と不安になるのは自然なことです。
今回の記事では、中古住宅を検討中の方が判断しやすくなるように、外壁の状態を見るときの“参考ポイント”をまとめています。
見た目の古さ=危険、ではないこともある
外壁の劣化には大きく2種類あります。
| 種類 | 例 | 判断の目安 |
|---|---|---|
| 見た目の劣化 | 色あせ、表面の汚れ、細かいひび | すぐ危険ではないことが多い/買ってから塗装でOKのケースが多い |
| 機能劣化 | 外壁やコーキングの大きなひび割れ、剥がれ、欠け | 放置すると雨漏りリスク/購入前に確認が必要なケースが多い |
“古く見える=危険” ではありません。しかし “機能が落ちている=雨漏りなどにつながる可能性” があるため確認が必要です。
購入前にチェックしたい3つのポイント
① コーキング(つなぎ目)などの割れ
細いひびだけなら軽度のことも。大きな亀裂・欠落がある場合は雨水の侵入リスクが高まります。
② 外壁材そのものの傷み
反り・浮き・剥がれがある場合は内部の下地に影響している可能性があります。
③ 屋根の状態も外壁とセットで確認
外壁だけで判断するのではなく、建物全体を見ることが大切です。
屋根材にもよりますが、雨・風・紫外線の影響を受けやすく、外壁より早いタイミングで傷みが進むこともあります。ただ、購入前に屋根の状態を自分で確認するのはむずかしいため、今は「建物全体の状態によって費用が変わることがある」というイメージだけ持っておけば十分です。
状態のセルフチェック早見表(購入前の判断材料に)
中古住宅を検討する際の“セルフチェックの目安”としてご活用ください。
建物の構造・立地・築年数によって状態は変わるため、判断の参考にする程度で大丈夫です。
| 症状 | レベル感 | よくある見え方 | チェックのポイント |
|---|---|---|---|
| 色あせ | ★☆☆☆☆ | 表面がムラ・退色 | 紫外線による見た目の劣化 |
| チョーキング(手に白い粉) | ★★☆☆☆ | 触ると白い粉がつく | 防水性能が落ち始めているサイン |
| コーキングの細いひび | ★★☆☆☆ | 細い線状のひび | すぐ雨漏りにつながる段階ではない |
| 汚れ(黒ずみ・苔の広がり) | ★★★☆☆ | 黒ずみ・苔が広範囲 | 防水機能低下のサイン |
| コーキングの破断・欠落 | ★★★★☆ | すき間・黒い影 | 雨水の侵入リスク |
| 外壁材の反り・浮き | ★★★★☆ | 壁材が浮いて影が出る | 下地劣化の可能性 |
| 外壁の欠け(剥がれ) | ★★★★☆ | 表面が欠けている | 保護機能の低下 |
| 軒天のシミ | ★★★★☆ | 天井板に濃いシミ・輪染み | 雨水・内部結露の可能性 |
費用は“ざっくり幅”で考えると安心
検討中の段階で金額のイメージがつかないのは普通のことです。まずは「どのくらいか」の目安だけつかんでおくと、安心材料になります。
外壁塗装の費用感をもう少し具体的に知りたい方は、こちらにまとめています。施工内容・家の広さ・金額の傾向をわかりやすく掲載しています。

「不動産会社の紹介だから断っちゃいけない」は誤解
中古住宅では、不動産会社さんが塗装会社を紹介してくださることがあります。
紹介自体はありがたいことですし、スムーズに相談できるというメリットもあります。ただ一方で、紹介されたから断りずらいと感じてしまい、比較しないまま依頼してしまうケースもあります。
本来は、
・相談先はご自身で選んでOK
・比較してから決めてOK
・「相談だけ」で終わってもOK
気になるリフォーム会社で比較してみることは自然なことです。
これから住む大切なお家のことだからこそ、納得できる選択をしていただけたらと思います。
4月以降に検討するなら知っておきたい“補助金の話”
佐倉市では、例年4月頃を目安に中古住宅支援事業補助金が実施されています。
▶【参考】令和7年度 中古住宅リフォーム支援事業補助金について(※昨年度実施分/現在は終了)
中古住宅を購入し、外壁・屋根などの改修工事をおこなう場合に補助金を活用できる可能性があります。購入前にこうした制度を知っておくと、資金計画の見通しが立てやすくなり、安心して検討を進められる方も多いようです。
まとめ|中古住宅は「購入後のメンテナンス」を見据えて考える
中古住宅の外壁については、「買ってからどの程度のメンテナンスが必要になりそうか」「将来的にどんな工事が考えられるのか」
といった視点で、あらかじめ情報を集めておくことが安心につながります。
ファースト・リフォームでは、ご購入後のご相談や、ご入居前・住み始めてからの点検・改修について、建物の状況を確認しながらご案内しています。
佐倉市・印西市周辺で中古住宅をご検討中の方も、「いずれ必要になりそうな外壁・屋根のメンテナンス」について知っておく参考として、この記事がお役に立てば幸いです。


