佐倉市上志津|塗装前に密着テストを実施|外壁に合う下塗り材か確認しました
現在、佐倉市上志津にて着工予定のお住まいの事前調査を進めています。
今回は、工事前の確認作業としてクロスカット試験(密着テスト)を実施しました。
外壁塗装では、下塗り材が外壁にしっかり密着していることが大切です。もし外壁に適していない下塗り材を使用してしまうと、工事直後は問題なく見えても、将来的に塗膜の剥がれなどの不具合につながる可能性があります。
今回のお住まいは、外壁のメーカーや製品名、前回の塗装仕様を確認できる資料が残っていませんでした。そのため、見た目だけで判断するのではなく、実際の外壁で確認を行うことにしました。
そこで、実際に使用を予定している下塗り材を試験的に塗布し、しっかり密着するかを確認するクロスカット試験を実施しました。

なぜここまで確認するのか
外壁塗装は、塗料を塗り始める前の調査や判断がとても重要です。
もし外壁の種類や既存塗膜に適していない下塗り材を選んでしまった場合、工事直後はきれいに仕上がって見えても、将来的に塗膜の剥がれや膨れなどの不具合につながる可能性があります。
また、下塗り材の選定には外壁材の種類だけでなく、前回どのような塗料で塗装されているかも重要な判断材料となります。しかし実際には、築年数の経過や資料の紛失などにより、正確な情報が確認できないケースも少なくありません。
一度塗装工事が始まると、下塗り材を変更することは現実的には難しくなります。そのためファースト・リフォームでは、工事が始まる前の調査や確認を重視し、できるだけ根拠を持った施工仕様を選定するよう心掛けています。
特に近年の住宅では、光触媒や無機系コーティングなどの特殊な表面処理が施された難付着サイディングが使用されている場合があります。このような外壁では、適切な下塗り材を選定できていないと、施工後しばらくしてから塗膜の剥離や膨れなどの不具合につながる可能性があります。
そのためファースト・リフォームでは、事前調査だけでは判断が難しい場合に限り、必要に応じて実際の外壁で密着性を確認し、その結果を踏まえて施工仕様を決定しています。
実際に確認した結果
今回は建物の4箇所でクロスカット試験を実施しました。
外壁は方角や日当たり、雨の当たり方によって劣化の進み方が異なるため、1箇所だけでは建物全体の状態を正確に判断できない場合があります。そのため、建物内の複数箇所で確認を行いました。




試験では、まず実際に使用する下塗り材を塗布し、十分に乾燥させます。その後、塗膜にカッターで縦横の切り込みを入れて格子状にし、その上からテープを貼り付けて剥がします。




切り込みを入れるのは、塗膜をあえて剥がれやすい状態にし、見た目だけでは分からない密着不良がないかを確認するためです。より厳しい条件で試験を行うことで、塗料が外壁にしっかり密着しているかを確認できます。
その結果、4箇所すべてで塗膜の剥離は見られず、良好な密着性を確認することができました。




今回のように外壁材が特定できない場合や、難付着の可能性が考えられる場合には、施工前に実際の外壁で確認を行うことで、より根拠を持った施工仕様の選定につながります。
今回の試験結果を踏まえ、適切な施工仕様で工事を進めてまいります。
塗装は工事前の調査から始まっています
これから工事が始まりますが、仕上がりだけでなく、その前段階となる調査や確認作業も大切にしながら進めてまいります。
外壁塗装は、塗料を塗る前の調査や診断によって、その後の仕上がりや耐久性が大きく変わることがあります。
ファースト・リフォームでは、実際の建物の状態を確認したうえで、必要な工事とその理由をできるだけ分かりやすくご説明しております。
また、本試験および施工仕様の選定は、一級塗装技能士の志田雄一郎が現地確認を行い判断しています。今回は特に外壁材や過去の塗装仕様を確認できる資料がなかったため、実際の外壁で密着性を確認したうえで施工仕様を決定しました。
「そろそろ塗装時期かな?」
「うちの外壁はどんな状態なんだろう?」
「提案された工事内容は適切なのかな?」
そんな方は、まずはお住まいの状態を確認してみませんか。
点検・ご相談は無料です。現在の状態を把握することで、今すぐ工事が必要なのか、まだ様子を見られるのかも含めてご案内いたしますので、お気軽にご相談ください。

