【AIに聞いた外壁塗装】ChatGPT・Geminiの回答は正しい?実際の家では違うことも
「ChatGPTではこう書いてあったのですが、うちもそうですか?」最近、外壁塗装のご相談で、このように聞かれることが増えてきました。
結論からお伝えすると、ChatGPTやGeminiなどAIの回答は、外壁塗装について調べるうえで参考になります。ただし、一般的な内容としては参考になっても、そのまま一軒一軒のお住まいに当てはまるとは限りません。
長くお客様とお話ししていると、以前は「ほかの業者さんにはこう言われました」という比較が中心でしたが、最近では、
「ほかの業者さんはこう言っていました」
「AIではこういう回答でした」
と、AIの回答も一つの判断材料として相談されることが増えてきました。
外壁塗装は、何度も経験するものではなく、十数年に一度ほどの工事です。
AIで情報を集めながら、最後は実際に話を聞き、「この人なら任せられそう」と思える人を選ぶ。そんな向き合い方がよいのではないかと思います。

AIで外壁塗装について調べるのは便利です
ChatGPTやGeminiでは、たとえば、
- 外壁塗装は何年くらいで必要なのか
- ひび割れがあったら塗装した方がよいのか
- どの塗料を選べばよいのか
- コーキングは補修した方がよいのか
- 屋根も一緒に塗装した方がよいのか
といった疑問について、すぐに調べることができます。
見積書に書かれている専門用語を確認したり、施工会社に相談する前に基本的なことを知ったりするときにも便利です。
ただ、覚えておきたいのは、「一般的には正しいこと」と「わが家に必要なこと」は、必ずしも同じではないということです。
同じ築年数でも、外壁の状態は違います
「築10年を過ぎたら外壁塗装の時期」という情報を目にしたことがある方も多いと思います。
もちろん、築年数は一つの目安になります。ただ、実際に現地調査をすると、同じ築年数でも建物の状態はそれぞれ違います。
外壁材の種類や以前使われた塗料、日当たり、風通し、雨の当たり方、周囲の環境、これまでの施工内容などによって、劣化の進み方は変わります。
築10年以上でも、まだ急いで塗装する必要がない場合もあれば、年数がそれほど経っていなくても、ひび割れやコーキングの傷みなどから早めに手を入れた方がよい場合もあります。
築年数だけで「塗装が必要」「まだ大丈夫」と決めることはできません。
「一番いい塗料」より、その家に合っているかが大切です
AIに、
「外壁塗装でおすすめの塗料は?」
「一番長持ちする塗料は?」
と聞くこともできると思います。
塗料の性能や耐久性を比べることは大切です。ただ、実際の塗装工事では、性能の高い塗料を選べば、それだけで良い工事になるわけではありません。
外壁材との相性、下地の状態、以前の塗装、今後どのくらい住む予定なのかなどによっても、適した選択は変わります。
また、どれだけ性能のよい塗料でも、下地処理や施工方法が適切でなければ、その性能を十分に生かすことはできません。
だからこそ私たちは、塗料を決める前に、まず現在のお住まいがどのような状態なのかを確認することを大切にしています。
写真だけでは判断しきれないこともあります
最近では、外壁のひび割れや汚れを撮影して、AIに写真を見せながら、
「これは塗装が必要ですか?」
「このひび割れは大丈夫ですか?」と質問することもできます。

気になる場所について、おおまかな情報を得るには便利です。ただ、傷みの程度や原因、どのような補修が必要なのかまでは、写真だけでは判断しきれないことがあります。
私たちが現地調査をするときは、外壁を近くで見たり、触ったりしながら、ひび割れやコーキング、塗膜などの状態を確認します。
一見同じように見える傷みでも、原因や必要な補修方法が異なることがあります。
実際にその場所を見て初めて分かることがある。これは、長く現場に携わっていて感じるところです。
外壁塗装は、最後は人の手で仕上げる工事です
AIで塗料の特徴や施工方法を調べることはできますし、正しい知識を持つことも大切です。
ただ、外壁塗装は、最終的には人の手で仕上げていく工事です。
建物の状態をどう見るか。
どこまで下地処理をするか。
どのように施工を進めるか。
そして、一つひとつの工程をどれだけ丁寧に行うか。
こうした判断や作業の積み重ねが、仕上がりにつながっていきます。
だからこそ、塗料の性能や価格だけでなく、実際に家を見てくれる人の説明に納得できるか、工事を安心して任せられるかということも、施工会社を選ぶうえでは大切です。
AIは参考に。最後は「わが家」を見て判断する
ChatGPTやGeminiは、外壁塗装について知るための身近で便利な手段になりました。
AIやインターネット、ほかの施工会社など、いろいろな情報を比べながら検討するのは自然なことです。
ただ、一般的な情報を知ることと、自分の家に必要な工事を判断することは別です。
「そろそろ塗装した方がいいのかな」
「AIではこう書いてあったけれど、うちはどうなんだろう」
そんなときは、最後は実際のお住まいを見てもらい、状態を確認したうえで判断することが大切です。
ファースト・リフォームでは、一級塗装技能士の資格を持つ代表が実際にお住まいを確認し、その状態に合わせて必要な工事をご説明しています。確認した結果、まだ急いで塗装する必要がない場合には、そのこともきちんとお伝えします。
AIで情報を集めることが身近になった今だからこそ、自分の家をきちんと見てもらい、説明に納得でき、信頼して任せられる人を選ぶこと。外壁塗装では、それも大切な判断基準の一つだと私たちは考えています。
