2025年秋、3か月(9〜11月) 天候予測と台風シーズンに備える外壁塗装・無料点検のおすすめ
目次
いよいよ秋の台風シーズンが近づいてきました。
残暑が長引き、強烈な紫外線の影響を受けた外壁や屋根の傷みが気になる時期です。さらに9月から10月にかけては曇りや雨の日が多く、台風の接近も心配されます。
お住まいを守るためには、早めの点検と計画的なメンテナンスがとても大切です。
台風シーズンの傾向
日本気象協会の予想によれば、9月の台風接近数は2〜4個、10月は2〜3個と平年並みかやや多めとされています。
台風は日本の南の海上で発生しやすく、発生から接近までの期間が短くなる傾向があるため、急な進路の変化にも注意が必要です。
また、気象庁の3か月予報(2025年8月19日発表)では、関東甲信地方(千葉県含む)の平均気温は「平年より高い確率60%」とされています。特に9月は残暑が長引く見込みで、暑さ対策も引き続き必要です。
10月も平年より高めに推移する可能性があり、秋の深まりはゆっくりになる予想です。

紫外線と台風がもたらす住まいのリスク
紫外線による劣化
夏の強烈な紫外線は、外壁や屋根の塗膜を劣化させ、色あせやひび割れを進行させます。そのまま放置すると、防水性が落ちて台風時の被害を受けやすくなります。
さらに、外壁の継ぎ目やサッシまわりに充填されているコーキング材も紫外線の影響で硬化・収縮し、ひび割れや剥がれが起こりやすくなります。

台風による雨漏りの原因
台風の際は、強風と豪雨が同時に建物に襲いかかります。
- 横から強い雨が当たる(横殴りの雨)
風で雨が斜めに当たり、窓まわりや外壁のつなぎ目に雨が押し込まれてしまうことがあります。 - 強い風で家の中へ“吸いこまれる”
台風の強風で、小さなすき間から室内へ水が吸いこまれることがあります。 - 細いすき間に水が“じわっと”入り込む
外壁の重なりや目地にごく細いすき間があると、水がじわじわと伝わって回り込むことがあります。 - 雨どいやベランダの排水口が詰まる
落ち葉やゴミで雨どい・排水口が詰まると、水があふれて外壁や室内に回り込む原因になります。
こうした要因が重なることで、雨漏りが発生します。

被害が出やすい部位
特に注意が必要なのは、以下の部位です。
- 屋根:棟板金の浮きや釘抜け、谷樋の詰まり、軒先のめくれ
- 外壁サイディング:目地コーキングの割れ・剥がれ、幕板や水切りまわり
- 開口部:サッシ四隅、シャッターBOX、換気フード、エアコン配管のまわり
- 付帯部:雨どいの外れや勾配不良、破風板・鼻隠しの劣化、軒天のたわみや剥離
- バルコニー:笠木の継ぎ目、排水口の詰まり、立ち上がりのひび
気づくためのサイン
早期に気づけるかどうかが、被害を防ぐポイントです。
- 天井や壁紙のシミ・クロスの浮きや膨らみ
- サッシ枠や窓台の水溜まりや黒い筋
- 外壁のコーキング切れ・帯板の膨らみや反り
- 雨どいのあふれ音や垂れ
- ベランダ床の水はけ不良・ゴミ堆積

これらのサインを見つけたら、放置せず専門家に点検を依頼することが大切です。
台風前のセルフチェックと予防
台風が近づく前に、地上からできる範囲で安全に確認しましょう。
※屋根に登るのは大変危険ですので、必ず専門業者に任せてください。
- 雨どいの詰まり確認
落ち葉や土を取り除き、集水器や縦樋に水が流れるかチェック。 - ベランダの排水口(ドレン)掃除
周囲のゴミや泥を取り除き、水はけを良くしておきましょう。 - サッシや外壁目地の確認
コーキングのひび割れ・剥がれがないか目視で確認。 - 細部の隙間チェック
笠木の継ぎ目、換気フード、配管まわりに隙間がないかを確認。 - 飛散物対策
植木鉢や物干し竿、軽いガーデン用品は屋内へ。固定できるものはしっかり固定。 - 付帯物のぐらつき確認
カーポート波板やアンテナに明らかなぐらつきがないか確認。

台風の最中〜直後の応急と注意
台風中や直後は、何よりも安全が最優先です。
- 屋外作業は風雨が収まってから行いましょう。
- 室内に漏れが出た場合は、電気器具付近に触れず水受けを設置し、必ず写真で記録。
- 濡れた天井や壁はこもらせず、換気と一時的な乾燥を確保。
- 屋根に登ってブルーシートを張るなどの応急処置は、転落の危険が大きいため厳禁です。必ず専門業者に依頼してください。
- 台風通過後は、早めに専門点検を依頼し、原因箇所を特定して再発防止につなげましょう。

佐倉市・印西市で増えているご相談|コーキングの劣化
コーキングとは?
外壁サイディングの目地やサッシまわりに充填されている弾力性のある素材で、防水性と緩衝材の役割を担っています。
しかし、経年劣化や紫外線の影響で硬化・収縮が進むと、ひび割れや剥がれが起きてしまいます。

放置するとどうなる?
- 雨水の侵入:ひび割れや隙間から水が入り込み、下地材や断熱材を濡らす
- 外壁材の腐食・膨れ:濡れと乾きの繰り返しで、反りや浮き、塗膜の膨れが発生
- 室内への雨漏り:サッシまわりや入隅から浸入し、最終的に壁や天井にシミや剥がれが出る
劣化が進みやすい時期と原因
- 夏の強い紫外線 → コーキングが硬化・縮みやすい
- 台風シーズン → 強風雨でひび割れ部から浸水リスク増加
- 築10年前後〜 → 新築時のコーキングが限界を迎えるケースが多い
実際のご相談から
最近いただくご相談の中でも、「コーキングの剥がれや割れ」が増えています。
特に築15年前後の住宅や、南向き外壁など紫外線を強く受ける面での劣化が目立ちます。
また、劣化を放置すると周囲の外壁材の寿命まで縮めてしまうケースが少なくありません。

ご自身でできるセルフチェック
※屋根や高所は危険なので、必ず地上から見える範囲で行ってください。
- サイディング目地のひび割れ・隙間
- コーキングの剥がれや欠落
- コーキング表面の色あせ・硬化(押しても弾力がない状態)
- サッシまわりや換気フードの取り合い部の隙間
特に 早朝や夕方の涼しい時間帯に外壁を一回り確認すると、小さな異変に気づきやすくなります。

今の時期におすすめすること
- 無料点検のご依頼
外壁・屋根・雨どい・破風板などを専門の目でチェックします。 - メンテナンスの計画
点検結果を踏まえ早急な対応が必要かどうかを判断し、お住まいにとって適切なメンテナンス方法をご案内します。 - 早めの相談
ご相談が集中する時期のため、まずは点検のご予約をおすすめします。

まとめ
2025年秋は平年より高温となる傾向が強く、残暑が長引く予想です。加えて、台風の接近数は平年並みかやや多めとされ、急な豪雨や強風による住まいへの影響が懸念される時期です。
夏の強烈な紫外線で外壁や屋根の塗膜はすでにダメージを受けやすくなっており、さらに秋の台風シーズンが重なることで、雨漏りや部材の破損リスクが一気に高まります。特に、コーキングの割れ・剥がれ、雨どいの詰まり、サッシまわりの隙間は見落とされがちなポイントです。
こうしたトラブルは、早期の点検と計画的なメンテナンスで防ぐことが可能です。外壁や屋根は見た目がきれいでも内部で劣化が進んでいることが多いため、専門家の診断を受けることが安心につながります。
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参考・引用
・気象庁「3か月予報」(2025年8月19日発表):関東甲信地方(千葉県含む)の平均気温は平年より高い確率が60%、特に9月は残暑が長引く傾向。天気は数日の周期で変わり、曇りや雨の日が多い見込みです。【気象庁|3か月予報】
・日本気象協会「防災レポート2025 Vol.2」(2025年7月31日):台風の発生数は8月~10月ともにほぼ平年並みと予測される一方、本州・北海道・九州・四国への接近数は、9月は2~4個、10月は2~3個と、平年並みか多い傾向。また、発生から接近までの時間が短くなる傾向があるとしています。【日本気象協会|防災レポート2025 Vol.2】