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コラム・質問

佐倉市で相次ぐ水害・浸水|火災保険の「水災補償」はどこまで補償される?

このたびの台風25号による大雨・浸水被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

佐倉市では、8月の豪雨に続き、今回も大きな浸水被害が発生しました。
佐倉駅近くを流れる高崎川が氾濫し、佐倉駅周辺でも広い範囲で冠水・浸水被害が発生しました。また、北印旛沼周辺でも大規模な浸水被害が出ており、現在も各所で復旧に向けた対応が続いています。
今も不安な状況が続いている方も多いと思います。少しでも早く、日常の生活に戻れることを願っております。

今回の水害を見て、「自宅の火災保険は、水害のときどこまで補償されるのだろう」と気になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここで知っておきたいのは、火災保険に「水災補償」が付いていても、水害による被害がすべて補償されるとは限らないということです。実際に被害に遭うまでは、なかなか補償内容まで確認する機会は少ないかもしれません。これだけ水害が続いている今だからこそ、「水災補償が付いているか」だけでなく、「どのような場合に補償されるのか」まで一度確認しておくことが大切です。

台風25号による千葉県内の河川の浸水被害状況
出典:国土交通省「令和8年台風第25号による被害状況等について(第8報)」を加工して作成

火災保険に入っていても、水害が補償されない場合があります

火災保険という名前ですが、火災だけを補償するものではありません。契約内容によっては、洪水や内水氾濫、高潮、土砂崩れなどによる損害を補償する「水災補償」があります。

一方で、火災保険に入っているからといって、必ず水災まで補償されているわけではありません。
損害保険料率算出機構によると、2024年度の火災保険の水災補償付帯率は、全国で61.8%でした。つまり、水災補償が付いていない契約も少なくありません。
まずは、ご自身の火災保険に「水災補償」が付いているか、一度確認してみてください。

火災保険の水災補償で確認しておきたいこと

床下浸水でも火災保険は使える?

今回のような水害では、「床下浸水」も決して遠い話ではありません。
床下まで水や泥が入れば、清掃や乾燥が必要になり、生活への影響も大きくなります。

ただし、「床上浸水」や「地盤面から45cmを超える浸水」などを支払い条件としている契約では、床下浸水だけでは水災補償の条件を満たさない場合があります。

一方で、建物の損害割合や契約している商品・特約によっては、補償の対象となる場合もあります。
そのため、「床下浸水だから火災保険は使えない」と判断せず、加入している保険会社や代理店に確認することが大切です。

火災保険の水災補償や契約内容を確認する様子
イメージ画像

建物だけでなく「家財」も確認

火災保険では、「建物」と「家財」は別に契約するのが一般的です。
そのため、建物に水災補償が付いていても、家財を保険の対象にしていなければ、浸水で家具や家電などが被害を受けても補償されない場合があります。

火災保険を確認するときは、

  • 水災補償が付いているか
  • どの程度の浸水・損害から対象になるか
  • 建物だけでなく家財も対象か
  • 自己負担額(免責金額)はあるか
  • 支払限度額や特約はどうなっているか

まで確認しておくと安心です。

保険証券を見ても分かりにくい場合は、「洪水や浸水が起きた場合、私の契約ではどのような条件から補償されますか?」と保険会社や代理店に確認してみると分かりやすいでしょう。

実際に浸水被害に遭ったら

住宅が浸水した場合は、安全が確認できたあと、片付けや修理を始める前に被害状況を写真に残しておきましょう。

建物全体、水や泥の跡、浸水した高さ、床や壁、住宅設備、家具・家電などを撮影しておくと、保険会社への連絡や自治体の手続きの際に役立つことがあります。特に、浸水した高さが分かる写真は残しておくことをおすすめします。

また、水害では火災保険とは別に、被害状況に応じて公的な支援や自治体の制度を利用できる場合があります。「床下浸水だから何も対象にならないだろう」「火災保険が出ないから仕方がない」と決めつけず、佐倉市など自治体の最新の被災者支援・相談情報も確認してください。

佐倉市では、台風25号に関する相談窓口を案内しています。被害に遭われた方は、最新の情報をご確認ください。
▶佐倉市公式サイト:罹災証明書・被災証明書(台風25号)の発行について

これだけ水害が続いている今、一度確認してみませんか

8月の豪雨、そして今回の台風25号。
短い期間に、佐倉市内の身近な場所で水害・浸水被害が続きました。

これまで、
「ここまで水が来るとは思っていなかった」
「火災保険に入っているから、水害も大丈夫だと思っていた」
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

水災補償を付けるかどうかは、ご自宅の場所や水害リスク、保険料などを踏まえて、それぞれで判断することです。

ただ、災害が起きてから初めて契約内容を知るのではなく、
「自分の火災保険に水災補償は付いているのか」
「どの程度の浸水から補償されるのか」
「建物だけでなく家財も対象なのか」
を平時に確認しておくことは、これからの備えの一つになると思います。

この記事を書いた人

ファースト・リフォーム代表 志田雄一郎

ファースト・リフォーム
代表 志田 雄一郎

一級塗装技能士・増改築相談員

今回の記事は、佐倉市や周辺地域で相次ぐ水害を受け、 地域の皆さまがご自宅の火災保険や水災補償について 改めて確認するきっかけになればとの思いでまとめました。

※当社は外壁・屋根塗装専門店のため、浸水後の住宅内部の復旧については、専門業者へのご相談をおすすめしております。

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塗装工事は人生のうちで何度も経験するものではありません。貴重なご縁を頂いたお客様に、安心して気持ちのよい塗り替えリフォームをして頂くことを何よりも大切にしています。万全な体制でじっくり丁寧に塗装工事を進めています。代表・志田雄一郎

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